2012年6月18日月曜日

スポーツファーマシスト3

6/17(日)スポーツファーマシスト基礎講習会に参加してきました。
本来関西方面の地理がいま一つな私も少しは慣れてきたかなぁ~。
それでもまだまだエスカレーターの立ち位置(右左)を間違ってしまいます。

さて、本題です。

今年はJADA(日本アンチ・ドーピング機構)が設立して10年の節目、及びオリンピックイヤーである今年は益々”ドーピング”という言葉を耳にする機会が増えるでしょう。
スポーツファーマシストは現在全国で5,000人程度ですが、今後国際試合だけではなく、国内大会でもドーピング検査の機会が増えてくると共に、うっかりドーピングを防ぐためにも 需要が増えてくるだろうという内容でした。

国内大会というと、既に千葉国体でドーピング検査が始まっている国体が有名ですが
最近では社会人公式スポーツでも頻繁に行われ始めています。

つい最近も、福井の知り合いの方から相談があったのですが、まだまだ勉強不足なので
もらっていた本や薬剤師会からもらった禁止表国際基準などと首っ引きしましたが(^^;)

日本人選手はドーピング陽性になった報告はかなり低いのですが、国内大会でのドーピング検査件数も世界と比べて少なかったため、今後は益々検査件数を世界レベルに引き上げていくことになりそうです。ちなみに全ての公式競技大会は国内競技連盟(以下、NF)が関与しており、そのNFの開催者によってドーピング検査の執行の有無が決まるそうです。

ですので、いつ・どこで・突然、”ドーピング検査です。”と担当官が来るかわかりません。

しかし日頃からドーピング検査とは何か?日頃何を注意していればよいか??を知り
行動をしていれば怖いことはないと思います。
この薬大丈夫?サプリメントは??栄養ドリンクは問題ない??
内緒にせずにスポーツファーマシストに聞いてください。
(本気でドーピングしようとする人には同情の余地はありませんが^^;)

スポーツの真の感動を守るために。

アスリート本人のみならず、その家族、監督、コーチ、スタッフ等々の疑問と向き合いたい。
そんな気持ちになった講習会でした。

今回はリレハンベルオリンピックで銀メダリストに輝いた黒岩選手の講演もありました。
実際に触らせていただいた銀メダル、本当に素晴らしいものでした。

次回は具体的な注意点をお話したいと思います。

管理人