2012年9月12日水曜日

じんましんが出た!

記録的な残暑が続いた今年の夏ですが、朝晩は少しずつ秋の気配ですね。
買い物によると、秋のものがかなり幅をきかせています。

毎週のように雑誌が薬局に届くわけで、時間がある時に目を通すのですが
常ですが、おやっと思う記事を発見。蕁麻疹に関する話題でした。

ちょっと前に我が家のやんちゃ娘に、突然じんましんが出たんですよ。
今まで茶毒蛾に刺されて皮膚科のお世話になっても蕁麻疹とは全くご縁が
なかった彼女なので、まあ、びっくり!!
何を食べたか聞いても、特にアレルゲンになりそうなものは特に見当たらない…。
その後、2日ほど出ては消えてを繰り返して治ったのですが、結局原因不明
だったんですね。当時は、夏休みの遊びすぎ?変なもの食べた?ま、治ったし
いいか~とまあ、こんな感じだったんです。

・・・と、Credentials No.48 島根大学医学部 森田教授の記事を読んでいたら
「アレルゲンの原因食物を取った後の運動誘発によるアナフィラキシー」
なるものを発見。
森田教授によると、一番多いのは小麦らしいのですが他の食物でも出るそうです。
普段は平気でも何かの拍子に、食べた後に歩行などの軽い運動でも起こることが
あるとのこと。例としては昼食でうどんを食べて、そのまま営業にまわった。サラリー
マンではよくあることです。それでじんましんが出たというのが上記のアナフィラキシー
なのです。

さて、我が家に当てはめてみると・・・。
我が家のやんちゃさんは最近多少色気づいているようで(笑)
当時はダイエットに夢中。
夕飯を食べた後すぐに、せっせせっせとストレッチをやっておりました。
はは~、もしかしたらこれだったのかしら??と今に思う管理人でした。

昔から、ご飯食べてすぐは運動しちゃいけないよと親から言われていましたが
単に消化吸収の面からだけかと思っていました。
実はアレルギー誘発の観点からも、食後すぐの運動はやっちゃいけないんですね。
・・・ということで、今後は食後は是非ゆっくりまったりしましょう(笑)

ちなみに同じ森田先生のコラムより、蕁麻疹のときに食べてはいけない食べ物
というものが掲載されていました。蕁麻疹の痒みのもとになる物質(仮性アレルゲン)
を多く含む食品というものがあって、それらは痒みに敏感になっている患者さんでは
多量の摂取は避けたほうが良いそうです。これは花粉症などの時期にも応用できる
かもしれませんね。

仮性アレルゲンを多く含む食品例(ナス、ほうれん草、トマト、サバ、エノキ、ピーナッツ、山芋等)

あくまでも「多量摂取を避ける」ですからね。好き嫌いはしないでね(^^)

管理人