雪が無くなったと思ったら、人間同様草花も元気になる時期ですね。
今年もやってきました、スギ花粉の季節。もう暖かい地方ではピーク過ぎている
でしょうが、福井県は今週辺りがピーク?かも。
ご多聞にもれず、私も鼻の周り~耳の中まで痒くて痒くて…。
一昨年位から症状がひどくなってきたの、今年は早めの勝負となりました。
前年に症状があった方は、花粉が飛び始める1-2週間前から定期的にアレルギ
ー反応を抑える方法が良いと言われています。
そうすることによって、症状を軽くすませると言われています。
また、お薬の服用(使用)方法についても、昔と随分様変わりしてきました。
薬局にいらっしゃる患者さんの多くは「今、ひどいから抑える薬がほしい!」と訴え
られますが、できればシーズン中はきちんとした治療を受けることをお勧めします。
「いやいや、面倒くさい!」とおっしゃいますが、ちょっと考えてみてください。
ずっと飲まなければいけないわけではないのです。
スギ花粉(人によっては他のアレルゲン)が飛ぶ1-2週間前からシーズン中のみ
で良いのです。
「だって、アレルギーの薬って眠くなるでしょう?」
確かにアレルギーを抑える薬には眠気を伴うものが多いです。
しかし、花粉症による鼻閉やかゆみ等そのものからくる眠気などの集中力の低下や
家事・仕事・学習への支障というものを経験されている方も多いと思います。
最近では眠気の少ない内服薬や外用剤との併用によってそのようなパフォーマンスを
減らして生活向上を考えた治療を取り入れていらっしゃいます。
自己判断せず、まずは医師や薬剤師にご相談くださいね。
Ⅰ:内服薬(代表的なもの)
① 抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤
アレルギー症状を抑えるお薬です。軽症時より出ます。眠気がよく問題とな
りますが、眠気の弱いもの、寝る時だけ服用するもの等現在は様々な工夫
がされています。
② ロイコトルエン拮抗薬
鼻閉の強い方に①と併せて使うことがあります。
Ⅱ:外用薬
① 点鼻液
現在は定期的に噴霧することにより鼻の炎症反応を抑えて症状を悪化させ
ないタイプが主流となっています。内服同様、医師の指示回数(量)を守って
毎日症状がなくとも点鼻します。
② 点眼液
現在は定期的に点眼することによって、アレルギー症状を抑えるタイプが
主流となっています。症状がなくとも医師の指示回数を定期的に点眼して
ください。
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