2012年3月7日水曜日

ビタミンEについて

昨日のニュースでビタミンE過剰摂取と骨粗鬆症の関連に関する話題がちらっと流れていました。
内容はこちら↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120305-00000009-mai-soci
 
医薬品の中にも治療目的のビタミンEは存在するので、早速チェック。
医療では通常高脂血症や血行障害による手足の冷えやしびれを改善を目的として出されるのですが、1日600mgまでの範囲で出されます。

今回実験された900mgには程遠い量ですね。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準2010」でも男性800mg女性700mgまでと言われています。今後見直しが行われる可能性はあると思いますが、通常の治療+食事を取るという行為では900mgにはまず到達するまではいかないかと思います。

ひとつ問題を上げるとすると「健康食品」の取り方です。

昨今の健康ブームを受けて色んな類の健康(補助)食品等が出ています。
良く見てください。あくまで(補助)なんです。
現在は飽食の時代で日本はもとより外国からも色んなものがてんこ盛り。
きちんとした食事が取れた時は補助は必要ないんですよね。
「今日は野菜取れなかったなあ~、穀物ばっかりだったなあ~。」という時に足すものです。

これが良いからと取りすぎては過剰による弊害が出てしまいます。
過剰というのは、怖いんです。薬の副作用も過剰により発生するものが多く存在します。

お友達が良いと言うから・・・自分も・・・のその前にライフスタイルや健康状態、治療状態など
を考えてみてくださいね。
もし、どうかわからない時には、かかりつけのお医者さんや、かかりつけ薬局の薬剤師に
相談するのも良いかと思います。

管理人

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