2011年9月7日水曜日

福島に住む小児科の先生のブログより

昨日読ませていただいた福島県でお仕事されている小児科医の先生のブログにこんなことが書いてありました。

震災以来、風邪などの症状なのにお友達などに冗談交えて「癌かも、内部被ばく?」などと言われとても暗い気持ちで受診してくる患者さんが多いそうです。(中略)言われた子供はかなり心に大きな傷を持つそうです。

 先生曰く「内部被ばくした人は癌になるかもしれないんだよ。」というか「内部被ばくした人の1%は癌になる可能性があるけど、99%は大丈夫だよ。」というか(言っている内容は同じだけど)で患者さんの気持ちの持ち方は全然違うと。後者の言い方をすると、ぱ~っと子供達の顔が明るくなるそうです。

このブログを読んでつくづく思いました。
言葉の使い方が相手にとって頑張る糧にもなるし反対に絶望にも変わる。
本当に言葉って大切だし難しい。

薬局に来る患者さんは全て痛みを抱えてくる方ばかりですから、病気に向き合っていける気合を持っていただけるようなプラス思考の話し方をしていかないといけないな~と改めて気づかせていただけたブログでした。

管理人

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